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4月16日(日)ドル円は短期的に上昇か?!

今日まで島に行ってダイビングしてきました。


ウミガメも見られてラッキーでした。









4月16日(日)ドル円は短期的に上昇か?!



先週のドル円の動きを振り返ると、植田日銀総裁による「政府との共同声明を直ちに見直すことはないと一致」、「現行のイールドカーブコントロールを継続することが適当である」「日本では金利を大幅に上げる状況ではない」とのハト派的な発言によって円安となりました。



当初、多くの市場参加者は、日銀がイールドカーブコントロールを修正あるいは、撤廃するような金融政策変更をある程度想定していました。


ところが、植田日銀総裁は全くハト派的な発言に終始し、将来の金融政策変更を匂わすような発言すらありませんでした。


マーケットの反応は、6月の日銀の金融政策決定会合まで少なくとも日銀の金融政策変更は無い、という安心感からドルが買われ、一時は134.05まで急伸しました。


その後、アメリカの3月消費者物価指数が発表され、予想+5.1%、前回+6.0%に対して、結果が+5.0%と伸び悩み、132.02円までドル円は下げました。


週末にかけては、ウォラーFRB理事による「インフレ率は依然として高すぎる」あるいは、
「金融政策はかなりの期間、引き締め状態が維持される必要がある」とのタカ派的な発言があり、アメリカ債権利回りは上昇し、ドル円もつられて133.79まで戻っています。



ドル円は強弱材料が出て、レンジ内を上下している状況が続いていますが、悪材料が出ても
ドル円の下値は131円程度で、しかも日銀の金融政策が当面継続されることを考えると、ドル円の下値は限定的となりそうです。


リスク要因は大きな金融危機の発生です。


私は今年中に大きな金融危機が起きる可能性が高まっていると考えています。


金融危機が発生すれば、ドル円は大幅に下落して125円割れ、あるいは120円を目指す展開になると予想しています。



ただし、金融危機がすぐに起きるとは考えていないので、当面は、ドル円は140円の上値を目指す展開になりそうです。


今後のアメリカの経済指標に注目ですが、ドル円は135円を上抜けすると140円を目指す展開になる可能性が高いです。


今は、リスク量を下げて慎重に取引することが賢明です。