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FXで勝ちたかったら読みなよ! 2024年4月26日(金) 今日の日銀金融政策決定会合に注目、為替介入はあるか?!

2024年4月26日(金) 今日の日銀金融政策決定会合に注目、為替介入はあるか?!


ドル円は節目と見られていた155円を超えて上昇してきました。



アメリカの経済が好調でインフレが継続しており、利下げどころか利上げの可能性まで出てきています。


アメリカ長期金利上昇を受けて、ドル円はこの2週間で3円程度上昇しています。


では、このドル円の上昇を止めるために、日本当局による為替介入はあるのでしょうか?


可能性が高いのは、本日4月26日の日銀金融政策決定会合後とする見方です。


その理由は、マーケットは為替介入でドル円が下落するタイミングを待っている状況であり、単独で介入しても待っていましたとばかりに、押し目買いが入りドル円は短期間で元の水準に戻してしますことが想定されるからです。


日本の為替介入が入るタイミングは、日銀の金融引き締めとセットにしたほうがはるかに効果が高いです。


日銀が追加利上げは難しいかもしれませんが、月額6兆円をめどに買い入れている日本国債の買い入れの停止はインパクトが高いです。


これくらいのサプライズ的な金融引き締めの発表があれば、ドル円は円高に振れます。


さらにこのタイミングで為替介入が入れば、一気に10円以上ドル円は下げる可能性があります。


ただし、仮に本日、日銀が今まで通り金融緩和継続というハト派に終止する結果に終わった場合、ドル円は156円を超えてさらに上昇するでしょう。


ところで、ドル/円は20年、5年移動平均線を2割以上上回っている状況です。


こちらはユーロドルの週足チャートです。



ドル高・円安は「行き過ぎ」の懸念があるものの、ユーロ/ドルなどでは「行き過ぎ」懸念はほとんどない状況です。


この意味は先進国の中では、円だけがドルに対して大きく下落しており、ドルに対してユーロなど他の通貨は円ほど大きく下落していないということです。


こうした状況の中で、他国と強調して為替介入を出来る状況ではなく、仮に日本当局による為替介入があっても円高は一時的になると思います。


しかも日本の国力低下と日米の金利差が変化しない状況にフォーカスすると、ドル円は中長期的にドル高・円安基調は変わらないでしょう。


ドル円は引続き、押し目買い戦略です。


特に今日の為替の動きに注目です。今日は為替が大きく動く可能性が高いです。


決め打ちはしないで、リスク管理はしっかりしたいところです。


FXで勝ちたかったら読みなよ! 2024年4月21日(日) ドル高継続。ドル円の押し目買い、ドルスイスフラン買い、ユーロドル売り戦略?!

2024年4月21日(日) ドル高継続。 ドル円の押し目買い、ドルスイスフラン買い、ユーロドル売り戦略?!


日本の財務当局による為替介入はいつになっても入りませんね。


その一方で、ヘッジファンドによる円先物の売りポジションが過去17年間の最大規模に膨らんでいます。


ヘッジファンドなど投機筋による円の売り越しは2007年6月以来で最大規模になるのですが、2007年以前のデータを見ても円先物が導入された1986年以来でも最大規模になっています。


こうした動きに呼応してドル円はバリアと言われていた152円を突破して、155円に迫る水準まで円安ドル高が進んでいます。


155円に大きなoptionがあり、ここを抜けるのは時間が掛かりそうですが、いったん155円を抜ければ、もうこの先はどこまで円安が進むのか正直分かりません。


⇩はドル円の週足チャートです。



テクニカル的にみるとドルの買われ過ぎが明確な状況です。


なぜこれほどまでに円が売られているかというと、一言でいうとアメリカの金利の先高観です。


多くのマーケット参加者がアメリカの金利は、下がらない、あるいは、これからも上昇していくと思っています。


市場関係者の多くが金利の先高館が高いと思っているうちは、たとえ財務省による為替介入があっても、円売りのトレンドは修正されないと思います。


それでは、なぜアメリカの金利先高観が高いかというと、アメリカの物価高継続しており、金利を5%以上に上げてもインフレが収まらない状況だからです。


2024年の年初は、今年は6回のアメリカFRBの利下げをマーケットは織り込んでいました。


それが、今では、1回の利下げ予想です。


わたしは、年内の利下げはなくなり、もしかしたら利上げすらありうると思っています。


大きな理由の一つは、アメリカの労働需給逼迫を背景とする賃金上昇が止まらない、ことです。


さらに、サービス価格の多くを占める家賃については、歴史的な低水準の空室率に支えられ、住宅の需給逼迫を背景として住宅価格も上昇しています。


また、エネルギー価格の上昇も、ガソリン価格などを押し上げており、物価上昇が落ち着く気配がありません。


今、ドル円が下落するとすれば、大きな金融危機や戦争など想定外の”事件”が発生するか、日銀の突然の金融引き締め政策の発表、あるいは日本政府によるドル売り円買い介入です。


現在、円売りポジションに大きくマーケットは傾いているので、一旦”事件”が発生すると、ショートカバー(空売りの買い戻し)を原動力とした、ドル売り円買いになる可能性が高いです。


ただ、”事件”がいつ起こるのかは誰にもわかりません。


もし、”事件”が起きれば、アメリカ金利の先高観が修正されない限り、その時は絶好のドル買いチャンス到来となるでしょう。


今週のFX戦略としては、今後、ドルの強さは、まだまだ続くと見ていますので、ドル円の押し目買いと、ドルスイスフランの買い、ユーロドルの売り、推奨です。


FXで勝ちたかったら読みなよ! 2024年4月12日(金) 金はまだ上がる、ユーロドル下落継続?!

2024年4月12日(金) 金はまだ上がる、ユーロドル下落継続?!


ちょうど1年前ほど前のブログでも金の今後の上昇について予想しましたが、最近の金の上昇がすさまじい勢いです。


正直、1年前にブログで金が上がると予想したのは、もっと経済の状況が悪化することを前提に想定していました。


今の金の上昇はアメリカやヨーロッパなどでの金利高止まりの中での金の上昇です。


通常、教科書的には金利が付かない金は、高金利下では値下がりしますが、現在の金の上昇の要因は、中国など政府機関による買いや中東やウクライナ戦争のような地政学リスクを意識がされています。


さらに、株価が下落するとマーケットが予想していることも金の上昇要因です。


金の市場は小さいので、株や債券などから逃避した資金が金に向かうと、金の価格は一気に上がることになります。


私は、以前から長期投資するのは、金が最善だと考えていました。


だから、ある一定の資金を金に投資しています。




⇩は金の日足チャートです。2400を超えてきました。


金の上昇の勢いはまだまだ続きそうです。



ところで、今週、アメリカで物価の指標であるCPI、PPIが発表されました。


CPIは市場予想を上回ったため、ドルが大きく上昇しました。


ドル円は、152円を突破し153円台で推移しています。


FRBは利下げを年内に2回するとゴールドマンサックスは予想していますが、このままインフレが収まらないようだと、2022年の時のように利下げは出来ないような状況になるかもしれません。


現在の状況は、2022年当時の状況は非常に似ているような気がしています。


一方で、ヨーロッパでは、ECB理事会の政策発表があり、ヨーロッパでは6月の利下げがほぼ織り込み済みで、さらに利下げが継続しそうな勢いです。


アメリカとヨーロッパの金融政策の違いが明確になると、ユーロドルは下落方向の圧力が更に高まります。


懸念しているのは、日本の財務省による円買い介入があるかです。


もし、介入があれば、4-5円程度の急速な円高が進むことになります。


ドル円の152円レベルは、財務省の為替介入ラインという噂もありましたが、介入が無いのは、何故かというと、岸田首相が国賓待遇でアメリカ訪問中ということが大きいと思います。


しかも、今はドル高であり、円が他の通貨に比べて飛びぬけて下落しているわけはないことも、為替介入をとどまらせている要因の一つと言えます。


すでに為替介入はいつ入ってもおかしくない状況です。


ドル円が155円に近付くに連れて為替介入の可能性は高まります。


しばらく様子見です。