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FXで勝ちたかったら読みなよ!

FXで勝ちたかったら読みなよ! 2月11日(日) ユーロ圏経済の減速、ユーロ円、ユーロドルの売り推奨!

2月11日(日) ユーロ圏経済の減速、ユーロ円、ユーロドルの売り推奨!


前回のコラムでは、アメリカ10年物国債利回りの週足における52週移動平均線に位置する3.8%を超えるか、ドル円が148.8円を超えるかに注目と、指摘していました。



アメリカ10年債利回りは、3.8%を超えてきました。


現在は4.177%に位置しており、ドル円も149.3円付近まで上昇しています。


先週、「マイナス金利を解除しても緩和的な環境が続く」との内田副総裁の発言がありましたので、ドル円はよほどのショックが無い限り、底堅いと思います。


今、注目しているのはユーロ圏の経済的な弱さです。


1月のユーロ圏のPMIは47.9でした。
景気判断の分岐点は50なので、依然として景気は悪化傾向です。


もともとドイツを中心としたユーロ経済は、中国との経済的つながりが大きく、中国経済の大幅な減速がユーロ圏経済にも大きく影響しています。


今後、中国経済が上向く兆しは小さく、不動産価格の下落も続きそうですし、中国の人口減少と株価の下落といった中国経済の停滞がユーロ圏経済の足を引っ張ることが予想されます。


一方で、ユーロ圏のインフレは、人件費などサービス価格上昇が気になりますが、コアインフレは下落基調にあります。


ユーロドル相場は、12/28に記録した約5ヵ月ぶり高値1.1141をトップに反落に転じています。


先週前半に、1.0722まで下落しました。これは、昨年11/14以来の安値です。


こちらは、ユーロドルの日足チャートですが、主要なテクニカルポイントを下抜けして強い売りシグナルを発動しています。



いわゆる「一目均衡表三役逆転」も成立しています。


テクニカル的に見て、ユーロドルは強い売りサインを出しています。


ちなみにユーロ円も下落を予想しています。


こちらはユーロ円の日足チャートですが、161円超えは戻り売りを推奨しています。



ユーロに関しては、来週発表されるドイツ2月ZEW景況感指数に注目です。


市場予想を下回る場合は、ECBによる利下げ開始時期の前倒しが想起され、ヨーロッパの債券利回りが低下し、ユーロ売りにつながる可能性が高まります。


今週のFX戦略は、ユーロ円の売り、ユーロドルの売りです!


https://blog.with2.net/link/?id=2074947

2月3日(土) ドル円148.8円超えなるか?ユーロドル売り!

2月3日(土) ドル円148.8円超えなるか?ユーロドル売り!



今週は多くの重要なイベントがありましたね。


まず、アメリカのFOMCでは比較的タカ派的な結果で終わりました。


何がタカ派的だったかというと、
「2%の物価目標達成に向けてより確かな自信を得るまで利下げは適切ではない」


「適切であれば金利を長期間維持する用意がある」


「3月利下げの可能性が高いとは考えていない」


というパウエル議長の発言は、3月の利下げを明確に否定しており、タカ派的な印象を強く与えました。


一方で、アメリカ新規失業保険申請件数は、予想20.9万件に対して、結果22.4万件となり、悪化しています。




それにしても昨夜発表された、アメリカ1月非農業部門雇用者数の結果には驚きました。


何かの間違いではないかと思うくらい良い結果だったのです。


予想+18.5万人に対して、結果は+35.3万人と市場予想を大幅に上回る結果です。


さらに同時発表された1月平均時給は、予想+0.3%に対して結果+0.6%、
アメリカの1月失業率も予想3.8%に対して、結果3.7%と良好な結果でした。




こうしたサプライズ的な良い経済指標に呼応して、アメリカ長期金利は急上昇しています。


こちらは、アメリカ10年債利回りの1時間足チャートです。



3.8%から一気に4%を超えてきています。



ドル円も146.5円付近から148.5円まで急騰しています。





わたしはこのブログで何度もマーケットが3月のアメリカの利下げを織り込み過ぎで長期国債の利回りも低すぎるし、ドル円もまだ上がる余地がると指摘してきました。


したがって、昨日のドル円急騰も予想通りです✌








ただ、気になることもあります。


アメリカ地銀ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ株の急落です。
他の地銀にも波及して、昨年のような取り付け騒ぎが再発すると10年債利回りも急落して為替もドル安に進むことが予想されます。




注目ポイントはアメリカ10年物国債利回りの週足における52週移動平均線に位置する3.8%を割り込むかどうかだと考えています。


来週はドル円は強い基調をしばらく維持するかもしれませんが、148.8円超えないと、いったん下落基調に後戻りする可能性が高いです。


来週のFX戦略は、ドル円を売るのはスワップ金利負担が重いので、ユーロドルの売りです!






1月27日(土) ドル円は146-149円のレンジか?!

NYダウが最高値を更新しましたね。


株価がこれほど急速に上がるのは驚きです。


しかしこの勢いは金融危機のような激震が無い限りしばらく続くかもしれません。


注目は来週に控えているFOMCとアメリカの1月雇用統計ですね。


来週のFOMCでは政策金利は据え置きだと思います。
ただし、その後の利下げがいつになるのかをマーケットは関心があり、そのヒントが何か出てくるのかに注目しています。


私は、春先の利下げは時期尚早であり、マーケットが利下げ確立を織り込み過ぎだと考えています。


ドル円の日足チャートを見ると上下どちらにトレンドが発生するか判断できない状況です。



現在のファンダメンタルズの状況で、ドルショートはリスクが高すぎますし、ドルショートすることによるスワップ金利の支払い負担が大きく長期では持ちません。


したがって、早期の利下げを狙った市場参加者の撤退によるドル高は期待できそうです。


さらに日本のNISA関連による新規のアメリカ株式市場への投資規


模が年間で7-8兆円規模になるようです。もしかしたらもっと増えるかもしれません。


このNISAのドル高インパクトも無視できないレベルです。


ただ、全般的にみるとドル円を取り巻く環境は売買材料が多岐にわたっているため、ドル高の流れが来るとも思えず、しばらくドル円は146円から149円程度のレンジ取引になると予想します。


逆にこのレンジを抜けてくると新たなトレンド発生の確立が高まります。


短期的には来週に控えているFOMCの動向次第とも言えます。


チャート的にはレンジレベルが下方向に傾きつつあるのが気になりますが、ドル円の戦略は”押し目買い継続”です。


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