FXで勝ちたかったら読みなよ! 2024年7月20日(土)、株価下落に注意、円売り継続?!
2024年7月20日(土)、株価下落に注意、円売り継続?!
トランプ前大統領の暗殺未遂事件には驚きましたね。
この写真は奇跡の写真と呼ばれていますが、アメリカ国旗を背景にトランプが血まみれになりながら、右手を突き上げる姿は最高の構図と言えます。
それにしても、この写真のTシャツが銃撃の3時間後に発売されたというのは驚きでした(笑)
あと数センチ銃弾がずれていたら、あるいはトランプが銃撃の直前に頭を動かさなかったら、銃弾は頭を直撃し、歴史が大きく変わったと思います。
この銃撃事件をきっかけに、共和党の結束が強まり、無党派層の共和党への票の取り込みが進み、バイデン大統領の討論会での失態も重なり、トランプの勝利は確実なものになったと言われています。
そういうわけで、金融マーケットは11月のトランプ候補勝利を前提にしながら動いています。
考えられるマーケットへの影響の一つは、中国との貿易戦争激化(高率関税)により、輸入価格の上昇とアメリカの財政拡大による債権価格の下落(金利の上昇)です。
仮に物価が上がり金利が上昇するとFRBは利下げどころではなく、利上げを余儀なくされるかもしれません。
一方で、トランプは、6月下旬に収録されて7月16日に内容が明らかになったインタビューで、アメリカがドル高によって「大きな問題を抱えている」「対ドルでの円安や人民元安が著しい」と発言しました。
その影響で先週はドル円が急落しました。
これからしばらくは、トランプの発言によって為替相場は右往左往しそうですが、根源的な為替マーケットを取り巻く環境は変わっていない、ということを忘れてはいけません。
トランプが何と言おうが、日本の国力低下とアメリカの経済的強さは長期的に継続するでしょうから、ファンダメンタルズ的にはドル円、クロス円は上昇方向という長期的な流れは変わりません。
ただし、足元は投機的な円売りが逆転し始めており、しばらくは160円超えるような円売りは難しい印象です。
結局のところ、為替マーケットの方向性が出るのはまだ少し先になりそうですが、アメリカ10年債利回りが4.1%を下回ってきたらドル下落が加速する可能性が高まります。
逆に4.5%を抜けてくるとドル円は160円に向けて動き出す可能性が高まります。
それから注意したいのは、株式市場の動向です。
アメリカの株式市場が仮に大きく下落するとリスクオフになり、投機筋の円売りポジションが解消され、大きく円高に動く可能性が出てきます。
この11月のアメリカ大統領選までは株式市場の動向に特に注意が必要です。
どうもきな臭い感じがしています。
7月22日の週のFX戦略は、10年債利回りや株式市場の動向を見ながら、引き続きクロス円の押し目買いです。
中期的な保有を目的に少額づつドル円やポンド円を下がったところで買っていくのもよさそうです。
その場合、ストップロスは少し離しておいてください。
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