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FXで勝ちたかったら読みなよ! 10月23日(日)ドル円押し目買い継続!?

10月23日(日) ドル円押し目買い継続 !?
ようやくバンコクも雨期が終わったようです。


これから涼しくなって本格的な観光シーズンですね。





前回のコラムでユーロが下がると言っていましたが、ドル円の介入があり、先週末、ユーロ円も急落しました。


https://fx-wins.com/2022/10/20/post-4502/


ユーロ円の10分足をを見ると分かりやすいですが、10月21日の1時間余りの間に4円以上ユーロが下落しています。




財務省のドル売り介入があったことは明確です。


今回も財務省の単独介入と言われています。


問題は今回の2回目の介入は9/23の前回同様、短期間の効果しかないか、あるいはこの介入をきっかけにしてドル高トレンドが変わるかということです。


多くの方が指摘しているのは、効果は短期的という見方です。


やはり、背景にあるのは日米の中央銀行の政策方針が全く違っていて、金利差が大きなままでは、ドル高の流れは変わらないというものです。



ゴールドマンサックスでも、下記の通り、ドル円は上昇することを予想しています。
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一方で、FRBの更なる利上げ、(日本を除く)世界的な金利上昇、そしてエコノミストによる比較的ソフトな着陸というマクロ的な背景から、米ドル/円のトレンドはまだ上向くはずです。
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根本的にあるのは、日本経済の弱体化と企業の稼ぐ力の衰え、成長力の弱体化です。




ドル円のチャートを見ると、10月21日の急落から少し戻して147円台で終えています。今後どうなるのかというのが、大きな注目ポイントです。




私が気にかけているポイントは、FRBの金利引き上げペースがいつどこで緩められるか、ということです。


インフレ退治が最優先と言いながら、経済の落ち込みをどこまで許容できるかという難しいかじ取りがFRBには求められます。


FRB当局者は次回11月1~2日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で、0.75ポイント
の利上げを決めると言われています。


その後は、12月会合で利上げペースを減速させるでしょうか?


FRB内でも意見が分かれているようで、金利を過度に高い水準に引き上げることへの警戒もくすぶっています。



注意するべき点は、チャート的にはドル円は150円でピークしていることです。


チャートだけ見ていると、今後、さらに150円を大きく超えてくるのは時間が掛かりそうですし、チャート的にはドル円は140円台半ばあたりで膠着しそうです。


ドル円がピークアウトしそうなもう一つの要因は、アメリカ債権利回りが落ちていることです。


2年債の1時間足を見てもFRB高官の発言をきっかけに先週末に大きく利回りが下落して、ドル円急落に拍車をかけている要因になっています。



ファンダメンタルズ的には、中長期的にドル高な流れは変わらないですし、この財務省の為替介入は押し目買いの好機になる可能性が高いので、私も先週末はドル円を買っています。


ユーロの下落で利益が出ていたので、ユーロを買い戻してそのまま、ドル円を買ったわけですが、短期的にはドル円は調整する可能性があることは覚悟したほうがよさそうです。


アメリカで発表される経済指標次第かもしれませんが、インフレはそう簡単に落ちないと思っているので、ドル円は押し目買い戦略継続です。