FXで勝ちたかったら読みなよ! 1月6日(土) ドル円上昇継続!
1月6日(土) ドル円上昇継続?!
新年あけましておめでとうございます。
今年は元旦から能登半島で大地震があり、被災された方にお悔やみ申し上げます。
2024年は、大きな激動の年になりそうな予感です。
昨日、アメリカのISM非製造業景気指数が発表されました。
結果は、予想に反して50.6(予想52.5、前月52.7)まで低下しました。
一方でアメリカの12月ADP雇用統計の結果は+16.4万人となり、予想+12.5万人に対して市場予想を上回る結果となりました。
さらに、アメリカ新規失業保険申請件数の結果は20.2万件となり、予想21.6万件に対して良好な結果となりました。
今週発表されたアメリカの経済指標の結果は、強弱まちまちだったようにみえます。
ドル円に目を向けると、年初からの数日で4円近く上昇しています。
こちらはドル円の日足チャートです。
昨日の値幅は2円17銭(143.81-145.98)と結構大きな値幅だったのですが、
大きく上下に乱高下しています。
そのことにより、比較的珍しいきれいな「十字線」で引けています。
この十字線は、高値圏や安値圏で時々出現するのですが、マーケットの方向性が定まらなかったり、市場参加者の気迷いを示唆していると言われています。
ちなみに、酒田五法では「十字星」という名前がつけられています。
年初から4円弱も急激に円安が進んでいるので、来週はある程度の調整はあると思います。
ただし、注目していた20日移動平均線が位置する143.1円を明確に上抜けしていますので、この143円レベルをした抜けしない限り、ドル円は反発トレンドとなると予想しています。
先週のブログでも指摘しましたが、ドルはこれまで売られ過ぎだったと思います。
2024年のマーケットの利下げ予想は行き過ぎだという認識に変わりはありません。
リッチモンド連銀バーキン総裁が1月3日に
「追加利上げの可能性は依然として選択肢にある」
と発言していることもあり、FRBによる利下げ開始時期の後ずれ観測はこれから明確になってくると予想しています。
さらに、能登半島地震の影響で日銀のマイナス金利解除のタイミングが年後半以降にずれ込むとの思惑が浮上しています。
日銀によるマイナス金利の解除時期は3-4月というのがコンセンサスになっていましたが、これが年後半にずれ込むと大きな円安要因になります。
ドル円は買い継続です。
ただし、ボラティリティが高まっているので、ストップ位置は広げておいたほうがよさそうです。
https://blog.with2.net/link/?id=2074947
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。