3月23日(土) スイスが利下げ1番乗り! スイスフラン売り!次はどこ?
3月23日(土) スイスが利下げ1番乗り! スイスフラン売り!次はどこ?
3月11日の週は、中央銀行weekでした。
スイス中銀とメキシコ中銀が利下げに動きました。
スイスは先進国で最初に利下げした国になったのですが、全くのサプライズでした!
また、オーストラリア中銀、イギリス中銀、アメリカFRBはそれぞれ予想通り金融政策据え置きとなりました。
スイス中銀に関しては、政策金利は25bps利下げして、1.75%から1.50%へ変更です。
さらにスイス中銀の声明文の中で、必要であればマーケットで介入する、との発言には驚かされました。
スイスフラン円の日足チャートをみると完全に下げ基調です。
スイスフランに関しては、167.08円レベルを日足終値で抜いて下落するかがポイントです。
スイスフラン円の現在は168.7円レベルですので、3月末にかけて167円を割れないようだと一旦巻き返す可能性が高まります。
ただし、円も弱い通貨なので、円に対しては売りづらく、やはりスイスフランドルの売り推奨です。
次の先進国の利下げ国はどこかとマーケットは疑心暗鬼になっています。
イギリス中銀あたりは意外に早く利下げに動きそうな気配です。
というのも、イギリス中銀の議事要旨で
「政策金利が引き下げられたとしても、金融政策のスタンスは引き締め気味のままとなる可能性があることを認識している。」
という文言があったのですが、この意味は、利下げをしても中立金利は低いままであり、仮に利下げをしても、影響は少ないと言っています。
今後のイギリスの経済指標次第ではありますが、イギリスの利下げは予想以上に早く、5月とか6月に利下げに動くかもしれません。
今週は日本企業の決算期末ということもあり、基本的には様子見姿勢ですが、押し目があれば、スイスフラン売りを仕掛けたいです。
スイスフランは驚きの利下げによって、この数日で急激に下落していますので、戻りを狙って、具体的な売り水準としては、0.8820~0.8840ドルあたりでスイスフランドル売り推奨です。
ちなみにドル円のロングは保有中です。152円突破に時間が掛かるかもしれませんが、ドル円は中長期的に買い継続です。
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