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2月3日(土) ドル円148.8円超えなるか?ユーロドル売り!

2月3日(土) ドル円148.8円超えなるか?ユーロドル売り!



今週は多くの重要なイベントがありましたね。


まず、アメリカのFOMCでは比較的タカ派的な結果で終わりました。


何がタカ派的だったかというと、
「2%の物価目標達成に向けてより確かな自信を得るまで利下げは適切ではない」


「適切であれば金利を長期間維持する用意がある」


「3月利下げの可能性が高いとは考えていない」


というパウエル議長の発言は、3月の利下げを明確に否定しており、タカ派的な印象を強く与えました。


一方で、アメリカ新規失業保険申請件数は、予想20.9万件に対して、結果22.4万件となり、悪化しています。




それにしても昨夜発表された、アメリカ1月非農業部門雇用者数の結果には驚きました。


何かの間違いではないかと思うくらい良い結果だったのです。


予想+18.5万人に対して、結果は+35.3万人と市場予想を大幅に上回る結果です。


さらに同時発表された1月平均時給は、予想+0.3%に対して結果+0.6%、
アメリカの1月失業率も予想3.8%に対して、結果3.7%と良好な結果でした。




こうしたサプライズ的な良い経済指標に呼応して、アメリカ長期金利は急上昇しています。


こちらは、アメリカ10年債利回りの1時間足チャートです。



3.8%から一気に4%を超えてきています。



ドル円も146.5円付近から148.5円まで急騰しています。





わたしはこのブログで何度もマーケットが3月のアメリカの利下げを織り込み過ぎで長期国債の利回りも低すぎるし、ドル円もまだ上がる余地がると指摘してきました。


したがって、昨日のドル円急騰も予想通りです✌








ただ、気になることもあります。


アメリカ地銀ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ株の急落です。
他の地銀にも波及して、昨年のような取り付け騒ぎが再発すると10年債利回りも急落して為替もドル安に進むことが予想されます。




注目ポイントはアメリカ10年物国債利回りの週足における52週移動平均線に位置する3.8%を割り込むかどうかだと考えています。


来週はドル円は強い基調をしばらく維持するかもしれませんが、148.8円超えないと、いったん下落基調に後戻りする可能性が高いです。


来週のFX戦略は、ドル円を売るのはスワップ金利負担が重いので、ユーロドルの売りです!