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FXで勝ちたかったら読みなよ!

1月27日(土) ドル円は146-149円のレンジか?!

NYダウが最高値を更新しましたね。


株価がこれほど急速に上がるのは驚きです。


しかしこの勢いは金融危機のような激震が無い限りしばらく続くかもしれません。


注目は来週に控えているFOMCとアメリカの1月雇用統計ですね。


来週のFOMCでは政策金利は据え置きだと思います。
ただし、その後の利下げがいつになるのかをマーケットは関心があり、そのヒントが何か出てくるのかに注目しています。


私は、春先の利下げは時期尚早であり、マーケットが利下げ確立を織り込み過ぎだと考えています。


ドル円の日足チャートを見ると上下どちらにトレンドが発生するか判断できない状況です。



現在のファンダメンタルズの状況で、ドルショートはリスクが高すぎますし、ドルショートすることによるスワップ金利の支払い負担が大きく長期では持ちません。


したがって、早期の利下げを狙った市場参加者の撤退によるドル高は期待できそうです。


さらに日本のNISA関連による新規のアメリカ株式市場への投資規


模が年間で7-8兆円規模になるようです。もしかしたらもっと増えるかもしれません。


このNISAのドル高インパクトも無視できないレベルです。


ただ、全般的にみるとドル円を取り巻く環境は売買材料が多岐にわたっているため、ドル高の流れが来るとも思えず、しばらくドル円は146円から149円程度のレンジ取引になると予想します。


逆にこのレンジを抜けてくると新たなトレンド発生の確立が高まります。


短期的には来週に控えているFOMCの動向次第とも言えます。


チャート的にはレンジレベルが下方向に傾きつつあるのが気になりますが、ドル円の戦略は”押し目買い継続”です。


https://blog.with2.net/link/?id=2074947

FXで勝ちたかったら読みなよ! 1月20日(土) ドル円底堅い、10年債利回りまだ上がる?!

1月20日(土) ドル円底堅い、10年債利回りまだ上がる?!


ドル円、クロス円が大きく上昇しています。


ドル円に関しては、昨年12月からこのコラムで何度も指摘している通り、10年債利回りが低下し過ぎから巻き返されて、ドルが反発すると予想していましたが、その通りのドル高の結果になっています!





最近アメリカで発表されている経済指標は、アメリカ経済の力強さを認識させるものが多くなっています。


昨日発表された1月のミシガン大学消費者信頼感指数の速報値は、78.8(予想70.1)と大幅に予想値を超えた高い数字になりました。
これは、2021年7月(81.2)以来の高水準となっています。


3月のFRBの利下げ織り込みは80%から50%程度まで低下しており、まだ低下する可能性が高いと見ています。


↓はアメリカ10年債利回りの日足チャートです。



3月の利下げが無いとすると10年債利回りはさらに上昇すると思います。


マーケットではFRBの早期利下げ期待が後退しています。


アメリカのインフレ低下が進むかを占う一つの重要な指標として注目しているのは、労働市場のひっ迫感を表す新規失業保険件数です。


昨日発表されたアメリカの新規失業保険申請件数は予想以上に減少し、アメリカの労働市場の底堅さが意識され、アメリカ債券利回りも上昇して、ドル買いが続いています。


来週は日銀の政策決定会合に注目が集まっています。


マーケットはマイナス金利解除は無いと読んでいるようですが、来週は政策方針の変更があるか不透明なところもあり、為替は神経質な展開になりそうです。


私は、能登半島地震のこともあり、1月の日銀政策決定会合で大きな政策変更はないとみています。


来週も引き続き、ドル円は下がったら買い戦略を継続していきたいです。


ただし、ここまでかなり急激にドル円は上がってきたので、上値は限定的となっています。


過度なドル高・円安は見込みづらい状況ですので、リスクを減らしたトレードが得策です。




https://blog.with2.net/link/?id=20749

FXで勝ちたかったら読みなよ! 1月13日(土) ドルは売られ過ぎ、10年債利回りに注目、ドル円

1月13日(土) ドルは売られ過ぎ、10年債利回りに注目、ドル円上昇?!


今週は注目されていたCPIとPPIが発表されました。


まず、昨日1月12日に発表されたアメリカの12月PPI(生産者物価指数)は前月比-0.1%、前年比+1.0%という結果になりました。


予想は前月比+0.1%、前年比+1.3%でしたので、予想に反して少し悪い結果でした。


なお、12月のコアPPI(生産者物価指数)の結果が前月比±0.0%(予想:0.2%)、前年比+1.8%(予想:1.9%)となっています。


私は、1月11日に発表された下流にあたる12月のCPI(消費者物価指数)が市場予想比ではかなり強い結果だったので、てっきりPPIは予想値よりも上振れると思っていました。


たしかにPPIはほんの少し市場予想よりも悪化しましたが、やはりCPIの下げ止まりは軽視できません。
特に住居費などが全く下落していないので、これから先もアメリカ10年債利回りは大きく下げないのではないでしょうか。


それから、1月11日あと2つ重要指標の発表がありました。


先週1週間の新規失業保険申請に関しては、結果は20.2万件(予想、21.0万件)、失業保険の継続受給者数は183.4万件(予想、187.0万件)となりました。


いずれの結果もアメリカの労働市場がまだ堅調であることを物語っています。



↑はアメリカ10年債利回りの1時間足チャートです。


この10年債の下落に連動してドル円も大きく下落しています。



解せないのは、アメリカCPIの強い結果を受けても10年債利回りが上がらないかということです。


このことが意味するのは、マーケットは強いCPIの結果を真に受けていない!ということです。


つまり、これから先、CPIは2%に向かって順調に下落していく、と見ているわけです。


そして、アメリカの利下げは3月から始まることをマーケットは織り込んでいます。


これまでこのコラムでもお伝えしていることですが、やはりマーケットの利下げ織り込み過ぎを感じます。



遅かれ早かれマーケットが織り込み過ぎた利下げ期待が剥奪されると思います。


これまで指摘している通り、2024年のマーケットの利下げ予想は行き過ぎです。


今後のドル円の戦略は”押し目買い継続”です!