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FXで勝ちたかったら読みなよ! 1月20日(土) ドル円底堅い、10年債利回りまだ上がる?!

1月20日(土) ドル円底堅い、10年債利回りまだ上がる?!


ドル円、クロス円が大きく上昇しています。


ドル円に関しては、昨年12月からこのコラムで何度も指摘している通り、10年債利回りが低下し過ぎから巻き返されて、ドルが反発すると予想していましたが、その通りのドル高の結果になっています!





最近アメリカで発表されている経済指標は、アメリカ経済の力強さを認識させるものが多くなっています。


昨日発表された1月のミシガン大学消費者信頼感指数の速報値は、78.8(予想70.1)と大幅に予想値を超えた高い数字になりました。
これは、2021年7月(81.2)以来の高水準となっています。


3月のFRBの利下げ織り込みは80%から50%程度まで低下しており、まだ低下する可能性が高いと見ています。


↓はアメリカ10年債利回りの日足チャートです。



3月の利下げが無いとすると10年債利回りはさらに上昇すると思います。


マーケットではFRBの早期利下げ期待が後退しています。


アメリカのインフレ低下が進むかを占う一つの重要な指標として注目しているのは、労働市場のひっ迫感を表す新規失業保険件数です。


昨日発表されたアメリカの新規失業保険申請件数は予想以上に減少し、アメリカの労働市場の底堅さが意識され、アメリカ債券利回りも上昇して、ドル買いが続いています。


来週は日銀の政策決定会合に注目が集まっています。


マーケットはマイナス金利解除は無いと読んでいるようですが、来週は政策方針の変更があるか不透明なところもあり、為替は神経質な展開になりそうです。


私は、能登半島地震のこともあり、1月の日銀政策決定会合で大きな政策変更はないとみています。


来週も引き続き、ドル円は下がったら買い戦略を継続していきたいです。


ただし、ここまでかなり急激にドル円は上がってきたので、上値は限定的となっています。


過度なドル高・円安は見込みづらい状況ですので、リスクを減らしたトレードが得策です。




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FXで勝ちたかったら読みなよ! 1月13日(土) ドルは売られ過ぎ、10年債利回りに注目、ドル円

1月13日(土) ドルは売られ過ぎ、10年債利回りに注目、ドル円上昇?!


今週は注目されていたCPIとPPIが発表されました。


まず、昨日1月12日に発表されたアメリカの12月PPI(生産者物価指数)は前月比-0.1%、前年比+1.0%という結果になりました。


予想は前月比+0.1%、前年比+1.3%でしたので、予想に反して少し悪い結果でした。


なお、12月のコアPPI(生産者物価指数)の結果が前月比±0.0%(予想:0.2%)、前年比+1.8%(予想:1.9%)となっています。


私は、1月11日に発表された下流にあたる12月のCPI(消費者物価指数)が市場予想比ではかなり強い結果だったので、てっきりPPIは予想値よりも上振れると思っていました。


たしかにPPIはほんの少し市場予想よりも悪化しましたが、やはりCPIの下げ止まりは軽視できません。
特に住居費などが全く下落していないので、これから先もアメリカ10年債利回りは大きく下げないのではないでしょうか。


それから、1月11日あと2つ重要指標の発表がありました。


先週1週間の新規失業保険申請に関しては、結果は20.2万件(予想、21.0万件)、失業保険の継続受給者数は183.4万件(予想、187.0万件)となりました。


いずれの結果もアメリカの労働市場がまだ堅調であることを物語っています。



↑はアメリカ10年債利回りの1時間足チャートです。


この10年債の下落に連動してドル円も大きく下落しています。



解せないのは、アメリカCPIの強い結果を受けても10年債利回りが上がらないかということです。


このことが意味するのは、マーケットは強いCPIの結果を真に受けていない!ということです。


つまり、これから先、CPIは2%に向かって順調に下落していく、と見ているわけです。


そして、アメリカの利下げは3月から始まることをマーケットは織り込んでいます。


これまでこのコラムでもお伝えしていることですが、やはりマーケットの利下げ織り込み過ぎを感じます。



遅かれ早かれマーケットが織り込み過ぎた利下げ期待が剥奪されると思います。


これまで指摘している通り、2024年のマーケットの利下げ予想は行き過ぎです。


今後のドル円の戦略は”押し目買い継続”です!



FXで勝ちたかったら読みなよ! 1月6日(土) ドル円上昇継続!

1月6日(土) ドル円上昇継続?!


新年あけましておめでとうございます。
今年は元旦から能登半島で大地震があり、被災された方にお悔やみ申し上げます。
2024年は、大きな激動の年になりそうな予感です。




昨日、アメリカのISM非製造業景気指数が発表されました。
結果は、予想に反して50.6(予想52.5、前月52.7)まで低下しました。


一方でアメリカの12月ADP雇用統計の結果は+16.4万人となり、予想+12.5万人に対して市場予想を上回る結果となりました。


さらに、アメリカ新規失業保険申請件数の結果は20.2万件となり、予想21.6万件に対して良好な結果となりました。


今週発表されたアメリカの経済指標の結果は、強弱まちまちだったようにみえます。


ドル円に目を向けると、年初からの数日で4円近く上昇しています。


こちらはドル円の日足チャートです。



昨日の値幅は2円17銭(143.81-145.98)と結構大きな値幅だったのですが、
大きく上下に乱高下しています。


そのことにより、比較的珍しいきれいな「十字線」で引けています。


この十字線は、高値圏や安値圏で時々出現するのですが、マーケットの方向性が定まらなかったり、市場参加者の気迷いを示唆していると言われています。


ちなみに、酒田五法では「十字星」という名前がつけられています。


年初から4円弱も急激に円安が進んでいるので、来週はある程度の調整はあると思います。


ただし、注目していた20日移動平均線が位置する143.1円を明確に上抜けしていますので、この143円レベルをした抜けしない限り、ドル円は反発トレンドとなると予想しています。


先週のブログでも指摘しましたが、ドルはこれまで売られ過ぎだったと思います。



2024年のマーケットの利下げ予想は行き過ぎだという認識に変わりはありません。


リッチモンド連銀バーキン総裁が1月3日に
「追加利上げの可能性は依然として選択肢にある」


と発言していることもあり、FRBによる利下げ開始時期の後ずれ観測はこれから明確になってくると予想しています。


さらに、能登半島地震の影響で日銀のマイナス金利解除のタイミングが年後半以降にずれ込むとの思惑が浮上しています。


日銀によるマイナス金利の解除時期は3-4月というのがコンセンサスになっていましたが、これが年後半にずれ込むと大きな円安要因になります。


ドル円は買い継続です。
ただし、ボラティリティが高まっているので、ストップ位置は広げておいたほうがよさそうです。


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